活動目的 〜私たちのミッション〜


この法人は、地球温暖化防止と持続可能な地域社会の構築をめざし、新エネルギーの技術開発、普及活動及び技術支援等、CO2排出権取引等の温暖化防止メカニズムの研究及び普及促進等の事業を行い、地域社会の経済振興と地球環境保全の推進に寄与することを目的とする。

特定非営利活動法人CO2バンク推進機構では、自然エネルギー・省エネルギーに関する技術・製品開発や、環境学習等の企画運営、森林資源の有効利用などを総合的にコーディネートし、地球環境保全のための公益活動に取り組んでいます。

NPO CO2 Management Organization (Specified Nonprofit Corporation) 
http://www.co2bank.org/

comprehensively coordinates public-interest activities for global environment conservation; such as developing natural energy, energy-saving techniques, products, setting up and running environmental study programs and studying effective utilization of forest resources etc.



設立趣旨 〜私たちのミッション〜

近年、地球規模の環境問題がクローズアップされています。なかでも地球温暖化は、これまでの化石燃料に頼った経済社会の発展に伴い、産業革命以降から急速に進行してしまいました。その影響が顕在化し、私たち人類をはじめとする地球上の生命が脅かされる懸念が、今後ますます高まってくるはずです。
私たちは、地球温暖化問題に正面から取り組み、エネルギー消費を抑えた持続可能な社会への転換に向けて、社会のあり方を根本から見直す必要があります。
私たちの身の回りに目を向けて見ますと、そこには雄大な山々と豊かな森林、そこで育まれる清冽な水、降り注ぐ太陽の光など、自然の恵沢があることを実感することができます。こうした自然の潜在的に保持するエネルギーは、今日の技術を持ってしても未だ十分に生かし切れていません。豊かな自然環境を活かしたエネルギーは、循環型の地域社会を築くための根幹となるはずです。このような独立したエネルギー系統は、災害への備えといった面もあり、安全で安心して暮らすための大切な社会資本となるはずです。
さらに、地球温暖化という地球規模の大きなスケールでの環境保全に成果をもたらすためには、個人の生活や企業活動という身近な生活、地域社会においても実践の積み上げが必要となります。不特定多数の様々な立場の人々が地球温暖化対策を実践できるように協力しあうことが求められるのです。こうした地域社会を実現するために、地球温暖化の主要因となる物質CO2(二酸化炭素)をマネジメントしていくことが急務であります。
このような公益性と公共性に鑑み、専門家集団と関係諸団体、地域住民の方々の協働と実践活動のために、私たちは特定非営利活動法人 CO2バンク推進機構をつくり、活動いたします。
(設立趣意書から)




設立の経緯 〜申請に至るまでの経緯〜


これまで、環境形成、景観づくりなどのまちづくり活動に個人または少グループで取り組んできたメンバーにより組織の設立を構想しました。循環型社会、持続可能な社会と謳われてから長い期間が過ぎようとしていますが、その成果が顕著に表れてこないことに忸怩たる思いがあります。
その背景には、地球温暖化に対する私たちの理解や知識の不足のほか、許認可の壁、低廉な技術が開発途上であることなどが見えてきました。個人あるいは事業者、各種団体、地域住民組織などがCO2の削減、地球温暖化防止に取り組む際に発生するさまざまな障害を解消しつつ、実践活動を円滑に進めていくことが設立にあたっての動機です。こうした活動により、各地域での環境保全、経済発展に寄与するための事業を実施するにあたり、本法人の設立を決意しました。